2015年8月12日水曜日

ポルトガル旅行 2日目 ポルト:夕食

・Restaurante Assador Tipico アサドア ティピコ(シュラスコ、スープ、ワイン)
 R. de Dom Manuel II 22 4050-342 Porto

 カルモ教会から徒歩5分。少し場所がわかりづらいが訪問する価値あり。基本はシュラスコなどの肉や魚の炭火焼き。入口が狭くカウンターだけのような雰囲気があるが奥は広かった。入口付近は肉と魚がショーケースにおいてあるので狭くなっている。英語メニューは有るが、日本語は無し。20時ころの入店だったがまだ空いていた。21時頃でようやくお客さんが入ってきている感じで、やはりポルトガルのピークは遅い。我々にしてみれば空いているうちに食べられるので好都合だ。この店で驚いたのはボリュームたっぷりにもかかわらず値段が安かった。味もポルトガル風のシンプルな仕上げで良かった。ビールはSuper bockというポルトガルならどこでも飲めるものだが、グラスビールで1杯EUR1.4なのでビールがやたらに安いドイツと変わらない。ワインは更に驚きでポルトガルでお気に入りになったVinho Verde(Casal Garcia)のフルボトルが1本EUR6.75だった。今回は前菜でオリーブ(勝手に出てきた)をつまみにとりあえずのビールを飲んでチョリソと玉ねぎの炒めもの(これも勝手に出てきた)もちょうど良さげなので手を付けた。パンとひき肉のコロッケも出てきたがこれは我慢して、注文した野菜のスープを食べた。スープはシンプルな味付けながらキャベツ、人参、じゃがいもが溶け込んで少しペースト状になっていた。ひとくち食べて旨いというよりは飽きの来ない味で食が進む感じで外食のしつこさはない。ポルトガル料理がすっかり気に入ってきた。メインはミックス串焼き(Espetada mista)とイカのグリルを注文して二人でシェアした。串焼きは仔牛、玉ねぎ、パプリカ、チョリソで味付けはシンプル、肉の美味しさがうれしい。イカも味付けはシンプルだが、オリーブオイルがよく合って美味しかった。爽やかなVinho Verdeとポルトガル料理(特にオリーブオイルと塩味の魚系)は得にいい組み合わせだと感じた。付け合せにはフライドポテトとご飯がついた。串焼きもイカのグリルもメニューではハーフとのことだが日本人には十分。豚肉系のハーフのものをもう一品頼ものうとしたが店員さんから「Too much!」とのアドバイスがありメイン2品でStopとしたが結果的に正解。これ以上は無理だった。

注文内容(2人)
①ビール2杯
②ワイン1本(Vihno Verde:Casa Garciaの白 発砲性の若いワイン。安くておすすめ)
③前菜:オリーブ(勝手に出て来たので食べた)
④前菜:チョリソと玉ねぎの炒めもの(勝手に出て来たので食べた)
⑤野菜のスープ:Sopa Juliana(優しい味でおすす)
⑥串焼きミックス:Espedtada mista(シンプルな味付けでおすすめ)
⑦イカの串焼き:Espetada de Lilas(Vinho werdeのワインに合う、おすすめ)
合計でチップ(5%程度)込みで約EUR35


 ③オリーブ、ニンニクが利いているがお酒にあう

④チョリソの炒めもの、これも香ばしくてお酒にあう 


⑤野菜のスープ、優しい味付けて飽きの来ない味

串焼きミックス、これでハーフなのでボリュームは十分

⑦イカの串焼き、これもボリューム充分

串焼きミックスの付け合せ、全部は食べきれなかった

 アクセスは少し不便だが、安くて美味しい店だった。結局、この店は最終日にもう一度訪れることになった。

ポルトガル旅行 2日目ポルト(Porto):午前

 朝から市内観光をすべく朝食をホテルで軽く済ませてから出かけた。朝食付きのプランを予約していたのでホテルのレストランに行ったが、タイミングが悪くイスラエル人の団体客で混雑していた。席の確保やBuffeで食べ物をとるのにも何かと待たなくてはならずタイムロス。ポルトガル名物のエッグタルトがあったので食べてみたが、作り置きのためか冷たくてパイのサクッとした食感も無かった。妻は日本でエッグタルトのちょっとしたブームがあった時に食べたことがあったとのことで、これはダメだと即座に反応していた。自分は今までに食べた記憶が無かったのでこのときはこんなものかと思った。

 外にでると快晴とはいかないが一部青空も望める天気で安心した。ただ気温は20℃前後で肌寒い。Metroに乗ってTrindade駅経由でJardim de Morro駅に移動。Metroでドウロ川を渡る。セラ ド ピラール修道院へ向かった。目的は高台にあるこの修道院からドウロ川とドンルイスⅠ世橋を見る。駅を降りてすぐの坂道を5分ほど登るとちょうど川沿いの展望スポットに到着する。2層構造の橋と旧市街を眺めることができて良い展望だった。

セラ ド ピラール修道院からのドン・ルイスⅠ世橋

 30分程度景観を眺めた後は再びMetroでドウロ川を渡りAliados駅まで移動し、アルマス礼拝堂を目指した。Bolhao駅が最寄り駅ではあったが、乗換の手間もあったのでAliadosから10分くらい散歩をして目指すことにした。通り道にボリャン市場があったのでここの見学もできてちょうどよかった。アルマス礼拝堂は市街地で結構な人通りと車通りのある角にあるため、全体を撮ろうとするとスマホのカメラだと少し厳しいかもしれない。ポルトガルらしい青いタイルのアズレージョがきれいな建物だった。自分は仕事ではいろいろなヨーロッパの有名どころの都市は見てきたつもりだが、アズレージョを使った建物などは他の都市とは異なり見応えがあった。

アルマス礼拝堂のアズレージョ。青がきれいだった。

ボリャン市場。食品や土産物などがあって地元色と観光色が混ざっていた

 次はSao Bento駅まで移動しドウロ川沿いに下りるケーブルカーを目指す。去年まではこのケーブルカーもAndante24で乗れることができたようだが、今は乗れなくなり別料金が必要。(片道EUR2.5/人)ドウロ川沿いは崖になっているので徒歩で市街と川沿いを移動するのはかなりキツイ。下まで降りた後はドン・ルイス1世橋の下層を歩いて再び川を渡った。この時が11時位であったが、日差しがきつくなり妻がサングラスをかけようとかばんを探したが見つからない。本人は盗まれたとのことだが落としたのか盗まれたのかはわからない。結局見つからなかったが、このサングラスは間違って妻が自分のものを持ってきてしまったものだった。Oakleyの偏光レンズ付きのものだったので残念ではあったが、最近はあまり使っていなかったし結果的には財布でなくてよかった。

ケーブルカー。2台一組が普通だが、片方は単なる重しになっていた。

ドン・ルイス1世橋を下から見た眺め

 ドウロ川沿いの遊歩道には、ワイン樽を積んだ昔の船が停められていて(飾りとして)ワインの街という雰囲気が出ていた。セラ・ド・ピラール修道院からの上から見た旧市街の眺めも良かったが、川沿いからの下からの旧市街の眺めもきれいだった。川から市街にかけて崖になっているので下からでも奥行きのある町並みが見られる。

川沿いからの旧市街、下からでも奥行きのある町並みが見られる。天気が残念。

 ドウロ川のショートクルーズを予約するため川沿いのチケットコーナーに行った。この時点で11時半過ぎだったが、次の乗船可能なクルーズは14時半ということで3時間ほど時間があくことになった。クルーズのチケットを購入すると、ワインセラーでの試飲チケットを3ヶ所分もらえたのでカフェで昼食を軽く取ってからワインセラーめぐりをしながら散歩をして時間つぶしをすることにした。

 昼食はワインセラーのTaylor'sに行く途中にあったカフェによった。店名はよくわからないが地元の飲食店の人が休憩でコーヒーを飲みながらタバコを吸いに着ていたので手頃でいいだろうと思い席についた。①ビールとBifanaのセットと②ビールとタラのコロッケのセットを注文した。これで合計EUR8.6。量もそこそこなので十分に安い。Bifanaは豚肉の煮込みをパンに挟んだもので、ポルトガルのファーストフード。日本のおにぎり、ドイツのソーセージのような感じ。味付けはにんにくと生姜が効いていてビールに合う。味付けは店によっていろいろあるよう。タラのコロッケも美味しくやはりこれもビールに合う。

 Bifana 豚のしょうが焼きサンドのようで美味しかった

タラのコロッケ これもビールに合う

2015年8月11日火曜日

ポルトガル旅行 1日目 ポルト:夕食

・Restaurante Casa Aleixo カーザ・アレイショ(たこ・魚料理、リゾット、ワイン)
 Rua da Estação 216, 4300 Porto

 Campanha駅(カンパニャン駅)近くで日本語メニューあり。Campnha駅が観光地からは少し外れているのが、Lisbonへ電車移動する場合はこの駅から特急が出ている。このレストランはネット検索でもよくヒットして、評判も良い感じなので1日目の夕食レストランで予約した。魚系のメニューが中心のお店。あとでわかったがポルトガルのレストラン相場を考えるとこの店の値段は少しだけ高かったが、ポルトガルのレストランが基本的にかなり安いので比較するとという意味合いになる。内容と味を考えれば決して高くはない。(ドイツとの比較からの感想。日本からの旅行でも安いと感じると思う。)味はどれも美味しかった。日本人のお客さんも多いようで店員さんは簡単な日本語ができる。ネットの前評判で、「ポルトガル料理は優しい味付けで飽きがこないので日本人向き」とあったが納得した。ポルトガルレストランとしては量がそれほど多く無かったが日本人にはちょうど良いか少し多い感じだと思った。前もってテーブルに置いてあるパンは有料。食べると請求され、手を付けなければ請求されない。この店はTrip adviser経由でネット予約ができるので予約は簡単。ポルトガルの夕食時間は遅いようで、20時ころに入店した時はお客さんはまばらだったが21時過ぎころに店を出るタイミングで半分くらい埋まっていた。21時過ぎからがピークになるとのこと。

注文内容(2人)
①ビール2杯
②グラスワイン3杯(Vihno Verde、発砲性の若いワイン。度数低めで飲みやすかった)
③前菜のパン
④タラのコロッケ(おすすめ)
⑤タコのサラダ(おすすめ)
⑥タコのてんぷら、豆のリゾット付き(おすすめ)
合計でチップ(5%程度)込みで約EUR50

 ①グラスビール -普通のビール

②Vinho Verde -微炭酸でスッキリした味。値段も安くておすすめ


④タラのコロッケ -付け合せのあずき、玉ねぎ、パクチーもおいしい

⑤タコのサラダ -タコはやわらかいがこれもおいしい

⑥タコの天ぷら -日本の天ぷらとは違うがこれもおいしい

 ⑥まめのリゾット -クリーム系ではないのでさっぱりとしておいしい、雑炊という感じ

 基本的には料理はどれも美味しいが、それほど凝った味でひとくち食べておいしい!というよりは飽きの来ない味でついつい進んでしまうという感じだった。味付けが塩、オリーブオイル、ハーブという感じでシンプルで個人的な好みにも合っていた。 

ポルトガル旅行 1日目 ポルト(Porto)

 デュッセルドルフからGermanwingsの直行便でポルトへ。11:30発予定のフライトは1時間弱の遅れ。残念だけど欧州ではよくあるからしかたない。2時間半弱のフライトはでポルトに到着。着陸後はバスでターミナルに移動した。ポルトは思っていたよりも寒い。今にも雨が降り出しそうな曇り空。荷物を受け取ってから出口すぐの観光案内所で1日券を購入、Metroにて市内に移動。1日券はAndante Tour 24時間を購入した。EUR7.00。これでMetroとバスは乗り放題になる。

 ホテルにチェックインをして荷物を置いてから早速市内観光にでた。ホテルはCasa de Musica駅近くのHotel de Musica。ショッピングモールの中にあるホテルで設備は新しい。部屋は少々狭いが機能的。ショッピングモールにはフードコートがあり、簡単な買い物もできるので便利。ポルトの旧市街へのアクセスはMetroやバスが必要だが、歩いていけないこともない。ただ、ポルトは坂が多いので自身の体力とは要相談。市内観光には動きやすい服装と靴がおすすめ。

 フライトの遅れもあり初日の観光は1時間遅れの16時スタートになってしまった。まずは路面電車の博物館に行き、その後路面電車でドウロ川に沿って大西洋方面に景色を眺めながら路面電車に乗る予定だった。だが路面電車の博物館はなにやら工事中で展示スペースには何も無かった。現役の路面電車が博物館レベルの雰囲気ということもあり、気を取り直して路面電車に乗ろうと博物館近くの停留所に移動した。待つこと30分くらいで路面電車が到着。乗車しようとしたところ、Andante Tourのチケットでは乗れないとのことで運転手の女性は人差し指をノンノン(Nao,Nao?)と立てて振っている。路面電車がたいへん混雑していたこともあり、乗る気もなえてしまったのでバスで移動しようと目の前のバス停に移動した。この時点で17時過ぎであったが渋滞がひどく時刻表では15分毎のバスが30分来ない。40分ぐらいでバスが来たのでやっと乗れると思ったが、バスは満員で運転手は首を振りながら通過。バス停にいた地元の人達の盛大なブーイングが起こったが、すぐにそれも収まったので良くあることなのかと感じた。


 この時点でフライトの遅れも合わせて見込みよりも2時間半は遅れていたので、川沿いを大西洋側へ散策するのは諦め、市内へのバス移動も諦めて川沿いを歩くことにした。天気は相変わらずどんよりとした曇りで湿度も高く、雨が降り出しそうな雰囲気が強まってきた。川沿いの道は雰囲気も良く結果的にはいい散歩だった。これで青空だったら最高だと思った。ポルトガルの車はドイツと比べたら古いものが多くガソリン車もディーゼル車も盛大に排ガスを出していた。20年以上前の日本車も大活躍していたが、目に見えるほどの排ガスに複雑な気持ちになった。


 結局は20分ほどで渋滞のバスよりも早く旧市街に到着した。満員のバスでの監禁状態よりははるかにいい結果だった。サンフランシスコ教会、ボルサ宮殿(すぐ隣)の外観を見てからポルト大聖堂に移動。大聖堂は高台にあるのでややきつい階段や坂を登った。大聖堂からのドウロ川の眺めはとても良かった。その後、5分ほど中心街方面に坂を下りるとSao Bento駅に着く。この時点で19時半を過ぎていたので、夕食には予約をしていたCampnha駅近くのレストランへ移動。

 サンフランシスコ教会

ポルト大聖堂 

ポルト大聖堂前から見たクレリゴスタワー方面

メモ(2015年8月時点)
・Andante Tour、Andante24では路面電車、ケーブルカーには乗れない(窓口で確認)
・Andante Tour、Andante24はMetroと市バスにしか乗れない(窓口で確認)
・Andante TourとAndante24の差はゾーンの制約があるかないかのみ?(未確認)
 →旧市街中心の観光ならAndante24で十分
・Andante TourのカードにAndante24をチャージはできない、その逆も不可
・Andante24として購入したカードには1回券もチャージできず
・Andanteは制度変更が多いため、ホテルスタッフではなくMetro職員への確認が必要

2015年7月12日日曜日

MSC Musica (ムジカ) 船内施設:レストラン、ラウンジ、バー、etc


 今回ははじめに予約した時には窓なしキャビンにしたが、後になってせっかくなので自由に海とか夕陽が見られて、開放感もあるバルコニー付きキャビンがいいなということになって予約変更をした。予算はだいぶ越えたが結果的には正解だった。部屋にはクローゼット、簡単な収納棚があってシャワーブースもコンパクトだが機能的な作りだった。ベッドも床から少し高さのあるものになっていて、スーツケースをベッド下に収納できるようになっていた。狭いがうまく空間を活用していた。ベッドが少し高いということと天井の低さから、ベッドの存在感がかなり大きく、この点からもバルコニー付きキャビンの開放感が気持ち的にガス抜きになった。部屋の位置は8Fの船首右舷側だった。船首側はレストランには遠いが、エンジンなどの機関室の振動はほぼ感じなかった。夏の地中海であれば特に揺れも感じないので振動が苦手なら船首側がおすすめ。高層階の船尾側が航行中にどのような雰囲気なのかの詳細は分からないが、船尾側13Fにあったビュッフェレストランではわりとエンジンの振動を感じた。

青系できれいな部屋だった、天井の低さとベッドの高さで少し圧迫感あり

バルコニーからの眺め、進路にもよったが何度かきれいな夕陽を見られた

 船内には複数のラウンジとレストランがあった。レストランはメインが2つ、ビュッフェが1つ、有料レストランが1つの4つだった。Musicaの有料レストランは寿司レストラン。ラウンジは色のコーディネートやかけている音楽などの違いで差をつけていた。ドリンクの種類もラウンジによって少し異なったので、クルーズ中に色々メニューを比較してみるのは面白かった。レストランでは優良なのに、ラウンジでは無料という飲み物もあった。ラウンジは乗船後すぐに全員参加が義務付けられた避難訓練、寄港地ツアーでの集合、下船時の集合場所などで使われることもあるので何かと利用することが多かった。

ラウンジ①

ラウンジ②

ラウンジ③

5~7Fまで吹き抜けになったラウンジ、ピアノやバイオリンの生演奏が毎晩あった

船内レストランについて。夕食では利用レストラン(5Fまたは6F)、時間(1部と2部)と座席がチェックインの時に指定された。これはクルーズ中ずっと変更できない。今回は、6F、18:30開始、8人がけのテーブルが指定された。我々は二人旅行だったのでもう二組と相席だった。ドイツで予約をしたのでドイツ人夫妻とスイス人夫妻と一緒になった。基本的には生活レベルの片言ドイツ語で話をして、込み入った話は英語でという感じだった。ドイツ人夫妻とは毎晩ご一緒したが、スイス人夫妻は2回のみだった。時間の制約があるのでビュッフェレストランを好きに利用していたようだ。

ビュッフェレストラン、朝と夕暮れ時の窓側はきれい

6Fのメインレストラン、こちらはコース料理

 こちらは客室区域の廊下。それほど広くないので太っている人同士のすれ違いは少し窮屈そうだった。船なので仕方ないが部屋も含めて天井が低いので少し圧迫感がある。長居をする場所ではないのそれほど関係はないが、寄港地での下船や食事などで多くの人が廊下を移動するときはよく混雑した。

廊下、幅も狭くて天井も低いので開放感はない

 その他の船内の施設としてはカジノ、屋上のデッキとプール、6Fと7Fに外廊下があった。カジノは興味がないので、船首側レストランやラウンジに移動するときに素通りしただけ、カジノ船内でもタバコOKポイントなのでかなり煙い。(私はタバコは吸わない)屋上のデッキ、プールは日中は日光浴のヨーロピアンでかなり混雑していた。我々は基本的に寄港地観光派だったので日中のデッキはほとんど利用せず、夕涼みに利用するだけだった。航行中は風もあるので涼しくて気持ち良かった。外廊下はたばこを吸いに来ている人が多かった。朝にはウォーキングをしている人もいた。

カジノ、夜遅い時間は結構盛り上がっていた

デッキ、夕涼みには最高だが日中は人だらけで写真を取る気になれなかった

外廊下、両サイドにあるのでウォーキングをしている人もいた

 クルーズの紹介でよく出ているが船内には劇場もあり、日替わりで歌や劇が催されていた。クルーズ中は2回見に行ったが、言葉がわからなくてもそれなりに楽しめるよう配慮されていた。

船内シアター

 この他にもディスコ、キッズスペース、スパ(エステ)、フィットネスもあった。ディスコとスパは興味がなかったので一度も利用しなかった。フィットネスは3回利用したがカメラを持っていなかったので画像はなし。船首側にガラス張りになったところにトレッドミルがおいてあって気持ちよく汗をかけた。ただ3回とも割りと混雑していたので少し待たないと使えなかった。

 船内設備は色々充実しているので7日くらいなら飽きずに過ごせると思った。自分たちは毎日寄港地観光をしていたので日中を船内でゆっくりとはできなかったのでもう2~3日過ごしたいなと思った。




MSC Musica (ムジカ) 東地中海クルーズ

 以前から興味のあったクルーズ船に搭乗。出張では行けない東地中海の国を訪問。
クルーズオペレーターはMSC、船名はMusica。船の大きさとしてはMSCの中で中間のクラス。今回はバルコニー付きキャビンを選択。





出港:ヴェネツィア(イタリア)
2日目:バーリ(イタリア)
3日目:カタコロン(ギリシア)
4日目:サントリーニ島(ギリシア)
5日目:ピレウス・アテネ(ギリシア)
6日目:コルフ島(ギリシア)
7日目:コトル(モンテネグロ)
帰港:ヴェネツィア(イタリア)

初めてのクルーズでしたがとても楽しかったです。体力的にはかなりキツイ部分もありましたが、寝ている間に次の場所に移動してくれていろいろな街を見られてよかったです。食事は船内はほぼ無料なのでそれほどお小遣いもいりません。

今回はクルーズ船に乗って気がついたこと、これを知っていたらもっと準備ができたのになというところをまとめてみます。これからクルーズ船に乗る人の参考になれば幸いです。

・チェックインは早めに。
出港は17時でチェックインは13時からと聞いていましたが、実際には11時位からOKのようです。(要確認)早く入れば出港までゆったり。出港前に避難訓練とか説明会があったりで結構忙しいです。
・ヴェネツィア出港の時はデッキ左舷側の景色が良し。
もしバルコニー付きキャビンで左舷側ならヴェネツィアの街並みをゆっくり見られます。
・夏はそれほど揺れない。
夏の東地中海航路はほぼ揺れは感じず、接眼や離岸も意識していないと気が付かないくらい。酔い止めとかいるかなぁとか心配していたけどあまり心配はいらないと思います。ただし、船尾側はエンジンの振動は感じるかもしれません。
・下船にはちょっと時間がかかる。
今回のクルーズではサントリーニ島とコトルは接岸せずに船は係留してボートで下船になりました。ボートでの下船は時間がかかり、下船用のボートに乗るには整理券が必要。私の時は当日朝に整理券が配られました。これが早起きしないといけないのでちょっとつらい。サントリーニもコトルも是非下船しての観光を強くおすすめできるところです。
・あえて下船せず、船内でリラックスもあり
私はどの寄港地も初めてだったのですべて下船・観光しました。ただ5日目くらいになると体力的に結構きつくなります。夏は暑く、遺跡観光は結構歩きまわる必要があるので疲れが蓄積していきます。夕食で一緒だったドイツ人とスイス人の方は今日は観光パスしてプールサイドでのんびりするよ~とかいう感じで程よくパスしていて旅慣れているなぁって感じでした。
・寄港地観光は事前準備ができていればフリーで動くのがより、準備ができていないなら船のオプショナルツアーを利用がよし。
帰港地での観光ですが、大体の場合は港に現地のツアー会社がその場で申し込めるツアーを提供しています。船のオプショナルツアーは安心でお任せではありますが、フリーで回った場合と比べて倍くらいのコスト。私の場合は、バーリはオプショナルツアー利用。それ以外は現地ツアーを申し込み、アテネ、コルフ島は公共交通機関利用という感じでした。観光をガンガンしようという場合はネット等での事前調査をしっかりやっておくことが大事です。
・船の中ではほとんど食事に困ることはなし。
ブッフェレストランが真夜中以外は営業していますし、メインのレストランも朝・昼・夜と開いています。メインレストランは朝も昼も結構豪華です。
・下船日前日の夜にスーツケースは預ける
下船時前日の夜22時~24時にスーツケースを廊下に出しておく必要がありました。最終日ということでたくさんお酒も飲みたくなってしまうので、食事の前に8割方パッキングしておくことをおすすめします。
・最終日は結構忙しい
私の場合は朝9時に下船開始予定、8時には部屋を空ける必要がありました。結構疲れがたまっている中で朝の8時に部屋を開けるとなると6時前くらいからおきて片付けとか食事とかで結構バタバタします。



2015年7月7日火曜日

レンタカー:Audi A6 Avant 2.0TDI Ultra 7DSG

これもいい車。クアトロじゃなくてFFなので出足でハンドルが取られたりはあるけど、160km/h以上での乗り心地は素晴らしい。80km/h制限での強めのブレーキではちょっとふらついてしまってこの辺はBMWの5シリーズの方が好み。アダプティブクルーズコントロールなどのハイテク装備も快適。メーターもスピードメーターをタコメーターの間は液晶でナビの地図が表示されるところも便利。日本での価格を見たけど、ちょっと私には手が出ない。


2015年6月30日火曜日

VWパサート ディーゼル 6MT


新しいパサート。ゴルフの7代目と同様直進性が良くて乗り心地もいい。ディーゼルなので加速は力強く高速は静か。直線アタックで少し下りの状況でメーター読み235km/h。十分速い。アダプティブクルーズコントロールもかなり快適、マニュアルなのでクルーズコントロールは速度の高いアウトバーンだけしか使えなかった。DSGなら停止までコントロールしてくれるのでもっといいんだけど。クルーズコントロールのおかげもあって250kmの移動でも疲れがかなり少なかった。もちろん乗り心地や椅子の良さもあると思います。総じていい車だったけどいわゆる外車としては地味かな。
先週、フォードのフォーカス借りたけど、理由は不明だが直進性が悪くハンドルもよく取られて同じような距離の移動でもはるかに疲れた。メルセデスのAクラスもダメだった。150km/hを超えたらフラフラ。後輪駆動のCクラスやEクラスはすごくいいのでFFはまだ苦手なのかな。

2015年6月11日木曜日

BMW118d Mスポーツパッケージ6MT

BMWの8ATは出来がいいのでATのほうがいいかな。ドイツのUlmからオーストリアのインスブルック経由でイタリアのBrixenまでの往復。チロル地方の山坂道は郊外で制限速度が90km/h。ペースが上がってくるととても楽しい車。