2015年7月12日日曜日

MSC Musica (ムジカ) 船内施設:レストラン、ラウンジ、バー、etc


 今回ははじめに予約した時には窓なしキャビンにしたが、後になってせっかくなので自由に海とか夕陽が見られて、開放感もあるバルコニー付きキャビンがいいなということになって予約変更をした。予算はだいぶ越えたが結果的には正解だった。部屋にはクローゼット、簡単な収納棚があってシャワーブースもコンパクトだが機能的な作りだった。ベッドも床から少し高さのあるものになっていて、スーツケースをベッド下に収納できるようになっていた。狭いがうまく空間を活用していた。ベッドが少し高いということと天井の低さから、ベッドの存在感がかなり大きく、この点からもバルコニー付きキャビンの開放感が気持ち的にガス抜きになった。部屋の位置は8Fの船首右舷側だった。船首側はレストランには遠いが、エンジンなどの機関室の振動はほぼ感じなかった。夏の地中海であれば特に揺れも感じないので振動が苦手なら船首側がおすすめ。高層階の船尾側が航行中にどのような雰囲気なのかの詳細は分からないが、船尾側13Fにあったビュッフェレストランではわりとエンジンの振動を感じた。

青系できれいな部屋だった、天井の低さとベッドの高さで少し圧迫感あり

バルコニーからの眺め、進路にもよったが何度かきれいな夕陽を見られた

 船内には複数のラウンジとレストランがあった。レストランはメインが2つ、ビュッフェが1つ、有料レストランが1つの4つだった。Musicaの有料レストランは寿司レストラン。ラウンジは色のコーディネートやかけている音楽などの違いで差をつけていた。ドリンクの種類もラウンジによって少し異なったので、クルーズ中に色々メニューを比較してみるのは面白かった。レストランでは優良なのに、ラウンジでは無料という飲み物もあった。ラウンジは乗船後すぐに全員参加が義務付けられた避難訓練、寄港地ツアーでの集合、下船時の集合場所などで使われることもあるので何かと利用することが多かった。

ラウンジ①

ラウンジ②

ラウンジ③

5~7Fまで吹き抜けになったラウンジ、ピアノやバイオリンの生演奏が毎晩あった

船内レストランについて。夕食では利用レストラン(5Fまたは6F)、時間(1部と2部)と座席がチェックインの時に指定された。これはクルーズ中ずっと変更できない。今回は、6F、18:30開始、8人がけのテーブルが指定された。我々は二人旅行だったのでもう二組と相席だった。ドイツで予約をしたのでドイツ人夫妻とスイス人夫妻と一緒になった。基本的には生活レベルの片言ドイツ語で話をして、込み入った話は英語でという感じだった。ドイツ人夫妻とは毎晩ご一緒したが、スイス人夫妻は2回のみだった。時間の制約があるのでビュッフェレストランを好きに利用していたようだ。

ビュッフェレストラン、朝と夕暮れ時の窓側はきれい

6Fのメインレストラン、こちらはコース料理

 こちらは客室区域の廊下。それほど広くないので太っている人同士のすれ違いは少し窮屈そうだった。船なので仕方ないが部屋も含めて天井が低いので少し圧迫感がある。長居をする場所ではないのそれほど関係はないが、寄港地での下船や食事などで多くの人が廊下を移動するときはよく混雑した。

廊下、幅も狭くて天井も低いので開放感はない

 その他の船内の施設としてはカジノ、屋上のデッキとプール、6Fと7Fに外廊下があった。カジノは興味がないので、船首側レストランやラウンジに移動するときに素通りしただけ、カジノ船内でもタバコOKポイントなのでかなり煙い。(私はタバコは吸わない)屋上のデッキ、プールは日中は日光浴のヨーロピアンでかなり混雑していた。我々は基本的に寄港地観光派だったので日中のデッキはほとんど利用せず、夕涼みに利用するだけだった。航行中は風もあるので涼しくて気持ち良かった。外廊下はたばこを吸いに来ている人が多かった。朝にはウォーキングをしている人もいた。

カジノ、夜遅い時間は結構盛り上がっていた

デッキ、夕涼みには最高だが日中は人だらけで写真を取る気になれなかった

外廊下、両サイドにあるのでウォーキングをしている人もいた

 クルーズの紹介でよく出ているが船内には劇場もあり、日替わりで歌や劇が催されていた。クルーズ中は2回見に行ったが、言葉がわからなくてもそれなりに楽しめるよう配慮されていた。

船内シアター

 この他にもディスコ、キッズスペース、スパ(エステ)、フィットネスもあった。ディスコとスパは興味がなかったので一度も利用しなかった。フィットネスは3回利用したがカメラを持っていなかったので画像はなし。船首側にガラス張りになったところにトレッドミルがおいてあって気持ちよく汗をかけた。ただ3回とも割りと混雑していたので少し待たないと使えなかった。

 船内設備は色々充実しているので7日くらいなら飽きずに過ごせると思った。自分たちは毎日寄港地観光をしていたので日中を船内でゆっくりとはできなかったのでもう2~3日過ごしたいなと思った。




MSC Musica (ムジカ) 東地中海クルーズ

 以前から興味のあったクルーズ船に搭乗。出張では行けない東地中海の国を訪問。
クルーズオペレーターはMSC、船名はMusica。船の大きさとしてはMSCの中で中間のクラス。今回はバルコニー付きキャビンを選択。





出港:ヴェネツィア(イタリア)
2日目:バーリ(イタリア)
3日目:カタコロン(ギリシア)
4日目:サントリーニ島(ギリシア)
5日目:ピレウス・アテネ(ギリシア)
6日目:コルフ島(ギリシア)
7日目:コトル(モンテネグロ)
帰港:ヴェネツィア(イタリア)

初めてのクルーズでしたがとても楽しかったです。体力的にはかなりキツイ部分もありましたが、寝ている間に次の場所に移動してくれていろいろな街を見られてよかったです。食事は船内はほぼ無料なのでそれほどお小遣いもいりません。

今回はクルーズ船に乗って気がついたこと、これを知っていたらもっと準備ができたのになというところをまとめてみます。これからクルーズ船に乗る人の参考になれば幸いです。

・チェックインは早めに。
出港は17時でチェックインは13時からと聞いていましたが、実際には11時位からOKのようです。(要確認)早く入れば出港までゆったり。出港前に避難訓練とか説明会があったりで結構忙しいです。
・ヴェネツィア出港の時はデッキ左舷側の景色が良し。
もしバルコニー付きキャビンで左舷側ならヴェネツィアの街並みをゆっくり見られます。
・夏はそれほど揺れない。
夏の東地中海航路はほぼ揺れは感じず、接眼や離岸も意識していないと気が付かないくらい。酔い止めとかいるかなぁとか心配していたけどあまり心配はいらないと思います。ただし、船尾側はエンジンの振動は感じるかもしれません。
・下船にはちょっと時間がかかる。
今回のクルーズではサントリーニ島とコトルは接岸せずに船は係留してボートで下船になりました。ボートでの下船は時間がかかり、下船用のボートに乗るには整理券が必要。私の時は当日朝に整理券が配られました。これが早起きしないといけないのでちょっとつらい。サントリーニもコトルも是非下船しての観光を強くおすすめできるところです。
・あえて下船せず、船内でリラックスもあり
私はどの寄港地も初めてだったのですべて下船・観光しました。ただ5日目くらいになると体力的に結構きつくなります。夏は暑く、遺跡観光は結構歩きまわる必要があるので疲れが蓄積していきます。夕食で一緒だったドイツ人とスイス人の方は今日は観光パスしてプールサイドでのんびりするよ~とかいう感じで程よくパスしていて旅慣れているなぁって感じでした。
・寄港地観光は事前準備ができていればフリーで動くのがより、準備ができていないなら船のオプショナルツアーを利用がよし。
帰港地での観光ですが、大体の場合は港に現地のツアー会社がその場で申し込めるツアーを提供しています。船のオプショナルツアーは安心でお任せではありますが、フリーで回った場合と比べて倍くらいのコスト。私の場合は、バーリはオプショナルツアー利用。それ以外は現地ツアーを申し込み、アテネ、コルフ島は公共交通機関利用という感じでした。観光をガンガンしようという場合はネット等での事前調査をしっかりやっておくことが大事です。
・船の中ではほとんど食事に困ることはなし。
ブッフェレストランが真夜中以外は営業していますし、メインのレストランも朝・昼・夜と開いています。メインレストランは朝も昼も結構豪華です。
・下船日前日の夜にスーツケースは預ける
下船時前日の夜22時~24時にスーツケースを廊下に出しておく必要がありました。最終日ということでたくさんお酒も飲みたくなってしまうので、食事の前に8割方パッキングしておくことをおすすめします。
・最終日は結構忙しい
私の場合は朝9時に下船開始予定、8時には部屋を空ける必要がありました。結構疲れがたまっている中で朝の8時に部屋を開けるとなると6時前くらいからおきて片付けとか食事とかで結構バタバタします。



2015年7月7日火曜日

レンタカー:Audi A6 Avant 2.0TDI Ultra 7DSG

これもいい車。クアトロじゃなくてFFなので出足でハンドルが取られたりはあるけど、160km/h以上での乗り心地は素晴らしい。80km/h制限での強めのブレーキではちょっとふらついてしまってこの辺はBMWの5シリーズの方が好み。アダプティブクルーズコントロールなどのハイテク装備も快適。メーターもスピードメーターをタコメーターの間は液晶でナビの地図が表示されるところも便利。日本での価格を見たけど、ちょっと私には手が出ない。